欧州の優良企業の2026年4〜6月期決算では利益が23.4%増が見込まれ、エネルギーや素材企業が牽引する見通しだ。
LSEGデータによれば、欧州の優良企業の2026年4〜6月期の総利益成長率は前年同期比23.4%と予想され、既に決算を発表した268社の実績と未発表企業の推計を基にしている。今期の決算シーズンはおおむね堅調になる見通しだ。
エネルギー企業の利益は前年同期から倍以上に増える見込みで、原油高が利益を押し上げている。基礎素材関連の利益は約70%増となり、伸び率で2番目に高い見込みとされた。エネルギー部門を除いても利益伸び率は約12.3%と見込まれる。
売上高の見通しは前年同期比11.4%増とされ、先週の11.4%増予想からは横ばいまたはやや低下した。増益率に比べると成長の速度は緩やかであることが示唆されている。
決算発表済みの268社のうち58.6%がアナリストの業績予想を上回った。2012年以降の四半期平均54%を上回っているものの、世界的な成長の鈍化や地政学的緊張の中で、今後の収益の勢いが続くかが市場の関心事項となっている。