30日の米株式市場でダウは続落、ナスダックは一時3.1%超の下落となった。午後の取引ではダウが約515ドル安、ナスダックはハイテク株の売りが重石となった。
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して始まり、午後1時30分時点で前日比515.03ドル安の5万1827.53ドルで推移している。ハイテク株比率の高いナスダック総合は一時3.1%を超える下落を記録した。
アマゾン・ドット・コムの決算では売上高と1株当たり利益が市場予想を下回り、AWSは堅さを見せたもののネット通販や広告の伸び悩みが嫌気された。AI関連の投資拡大に伴うフリーキャッシュフローの赤字幅拡大も懸念材料となっている。
ダウの構成銘柄ではインテルが急落し、一時30%超の下げを記録。26年7〜9月期決算は売上高が市場予想を下回り、10〜12月期の見通しも市場予想以下と伝えられた。PC市場の減速が来年前半も続くとの見通しが売りを膨らませた。
AI投資の収益化や持続性を巡る懸念から半導体株やハイパースケーラーなどが売られる一方、ヘルスケア銘柄の一角には買いが入った。ダウ構成銘柄のメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン、トラベラーズが高い。一方、ゴールドマン・サックスやアルファベットは下落し、シェブロンは買われている。ナスダックは下落率を2.6%超に拡大し、取引時間中の安値圏を付けた。S&P500種株価指数も続落して始まった。
なお、記事内ではテスラやメタプラットフォームズ、スペースXの下落も挙げられており、全体としてAI関連銘柄から資金が流出する一方でディフェンシブ銘柄には買いが見られた。