日本酸素ホールディングスの韓国子会社NSMKが牙山市仁州地区に2つ目の製造拠点仁州工場を新設し、半導体材料ガスのジボランを含む製品と電子材料製品の生産を開始した。
日本酸素HDは韓国事業会社NSMKが牙山市の仁州地区に半導体材料ガスおよび電子材料製品を製造する拠点「仁州工場」を新設し、操業を開始したと発表した。仁州工場は既存の陰峰工場と一体化した生産体制の中核となり、同市内で2つ目の製造拠点となる。開所式は2026年9月3日に行われた。
仁州工場では、ジボラン(B2H6)を含む半導体材料ガスと電子材料製品の製造・供給を担当する。これにより韓国の半導体メーカー向けの供給能力を高め、需要増加に対応する方針とみられる。
NSMKは陰峰地区の既存工場と仁州工場を一体運用へ移行する。2拠点を統合的に活用することで生産体制を拡充し、半導体材料ガスと電子材料製品の供給を安定化させる狙いを示している。
仁州工場には将来の事業拡大に備えたインフラ整備も施され、電子材料事業の成長と安定供給体制の強化を通じ韓国市場の需要増に対応することを目指す。