株式会社Sincとサステナブル・ラボが業務提携契約を締結し、非財務データの分析・可視化と統合報告書への実装を目指す取り組みを開始します。今後は地域企業や金融機関とのネットワークを活用した支援拡大を計画しています。
株式会社Sincは、非財務データ分析を手がけるサステナブル・ラボと業務提携契約を締結しました。提携はESGや人的資本といった非財務の取り組みと企業価値の関係性をデータで分析し、可視化することを目的としています。両社は分析から経営ストーリーの構築、統合報告書の開示物制作まで一連のプロセスを支援する体制を整える予定です。
提携の特長として、サステナブル・ラボが持つ非財務データベースTERRASTとSincの顧客データを組み合わせ、非財務の取り組みと財務指標・企業価値の関連性を示す分析を行います。統合報告書への実装や経営会議・投資家との対話にも活用され、地域企業や地域金融機関とのネットワークを活用したシナジー創出も視野に入っています。
背景として、日本ではサステナビリティ情報の開示が任意開示から法定開示へ移行する動きが進み、2025年に日本初のサステナビリティ開示基準が公表され、2027年から適用対象が拡大する見込みです。併せて有価証券報告書にも開示項目が新設され、統合報告書の発行企業は1,000社を超えています。
本提携ではAI可読性スコアを用いた統合報告書やWebサイトの診断・改善指示を一括して提供し、地域企業への展開も見据えています。非財務情報の可視化を通じて企業価値向上につなげる開示を支援することが狙いです。