窒化アルミニウム粉末を製造する新プラントを柳井市南浜の土地に建設する計画を、トクヤマが市と協定締結とともに発表しました。投資額は約66億円で、2026年10月に着工し、2028年4月の営業運転開始を予定しています。
周南市の総合化学メーカー・トクヤマが柳井市と進出協定を結び、新たな窒化アルミニウム粉末製造プラントを建設する計画を公表しました。協定書には井上智弘社長と柳井市長の署名が含まれ、今後の進出に向けた具体的な取り組みが示されています。
新プラントは柳井市南浜の先進技術事業化センターに隣接する約4500平方メートルの土地に建設され、総工費は約66億円とされます。窒化アルミニウム粉末はセラミックス材料として半導体製造装置などに使用されるもので、同社は1985年から窒化アルミニウム粉末の製造を行って世界トップのシェアを保持しています。
新プラントの生産能力は約3割増強される見込みで、AI関連投資や半導体需要の拡大へ対応する狙いがあります。着工は2026年10月、営業運転開始は2028年4月を予定し、新たに約10名の採用も計画されています。
井上社長は中期経営計画の中で窒化アルミニウム事業を中核材料として位置付け、さらなる発展を目指す考えを示しました。