周南市の総合化学メーカー・トクヤマが柳井市の先進技術センターに窒化アルミニウム粉末の生産設備を新設し、投資額は約66億円で生産能力を約30%増強する。営業運転開始は2028年4月を予定している。
周南市のトクヤマは柳井市の先進技術事業化センターに窒化アルミニウム粉末の生産設備を新設することを決定し、投資額は約66億円と発表した。窒化アルミニウムは熱伝導性と電気絶縁性に優れ、半導体製造装置部材や放熱材料向けの需要が拡大している。
新設設備により生産能力を約30%増強する計画で、操業開始時の雇用は15〜18人を見込む。徳山製造所では既存容量の増産余地が限られるため、将来的な生産拠点として同センターを活用する。
営業運転開始時期は2028年4月を予定しており、海外生産を行わず国内生産を中心に安定供給を図る方針だ。窒化アルミニウム粉末を同社の戦略物質と位置づけ、需要増に対応する。
柳井市長は今後の需要拡大を期待しており、AI技術の進展とともに本事業の発展を見込んでいる。