旭化成は米国ノースカロライナ州の現地工場内に湿式セパレーター「ハイポア」の塗工ラインを新設・完成させ、2026年度下期から商業生産を始める予定である。
旭化成は米国ノースカロライナ州の現地工場内に、リチウムイオン電池向け湿式セパレーターの塗工ラインを新設して完成させたと発表した。塗工ラインは基材膜としてポリオレフィン微多孔膜を用い、その上にセラミックなどを塗工する構成である。
北米市場の成長が見込まれる中、同社は現地生産体制を強化することで、EVおよびエネルギー貯蔵システム向けの需要拡大に対応する方針を示している。竣工式には豊田通商など関係者が出席した。
旭化成は現在日本でハイポアの基材膜と塗工膜を手がけており、カナダで建設中の工場も29年度に一貫生産体制の構築を目指しており、北米域内の供給体制を柔軟に整備する計画だ。