日銀は金融政策決定会合で、基調的な物価上昇率が2%に到達したと判断したと公表し、政策金利を1.25%程度に据え置くことを決定した。
日銀は今回の決定会合で、基調的な物価上昇率が「物価安定の目標」である2%に到達したと判断したと公表した。目標は2013年に導入され、13年超で到達したことになる。金利は現状の1.25%程度を据え置く。
展望リポートでは、基調的な物価上昇率が「物価安定の目標」とおおむね整合的な水準となったと評価された。前回決定会合後の声明で示されていた時期表現は削除された。
日銀は、物価の動きを持続的に判断するために複数の経済指標を用い、今後は利上げを通じて基調的な物価上昇率を約2%程度で安定させる方針へ政策の焦点を移す見通しだ。2%目標の実現に向けた緩和策の効果を見極めつつ、引き続き緩和環境を緩和する方向性を維持する。
市場の関心は、日銀の今後の利上げペースや声明内容に移る。今回の決定は9月の利上げの影響を見極める必要性と、展望リポートの指摘を踏まえた判断として伝えられている。