25日午後の国内債券市場で長期金利が一段高となり、指標の新発10年物国債利回りは2.890%まで上昇。米長期金利の低下一服を背景に国内で金利上昇の動きが波及した。
25日午後の国内債券市場で、長期金利が上げ幅を拡大し、指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.010%高い2.890%まで上昇した。午前に付けた2.885%から一段高となり、米長期金利の動向が国内金利にも影響を及ぼした。
現物債市場では超長期ゾーンにも売りが広がり、新発30年物国債の利回りは前日比0.010%高い4.065%、新発40年物国債の利回りも上昇した。原油高や財政拡張への懸念が金利上昇を支援する要因として挙げられた。
市場関係者の間では、米FRBの金融政策の不透明感と米財政赤字拡大懸念が、日米長期金利の動向を左右するとの見方が増えている。国内では日銀の政策変更への思惑もくすぶる中、長期金利が3%台に乗せるかどうかが次の焦点とされている。
関連ニュースとして、米国の経済指標や原油価格動向、国債増発の懸念が相場の重しとなるか注目されている。