18日の東京債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時2.945%に上昇し、前日からも高水準が続いた。日銀の利上げ観測や財政懸念、海外市場の金利上昇が背景とされ、短・中期の利回りも過去水準を更新した。
18日の東京債券市場で長期金利の指標となる新発10年債の利回りが一時2.945%に上昇した。価格は下落し、前日から0.025%の上昇となり、約30年ぶりの高水準となった。
新発2年債の利回りは一時1.700%と約31年ぶりの水準、新発5年債は一時2.180%と過去最高を記録した。幅広い年限で金利が上昇する展開となった。
市場では日銀が早ければ9月の金融政策決定会合で利上げに動くとの観測が広がり、日銀の金融政策転換への注目が高まった。高市政権の財政運営に対する警戒感も国債売りを促した模様だ。
海外要因として中東情勢の懸念や米国市場の動向が影響しており、米30年債利回りは一時5.3%台と19年ぶりの高水準に達した。これらの流れが日本の国債売りを後押ししたとみられる。