半期ぶりに1ドルが153円台前半まで買われ、円高が進行。日銀の利上げペースが速まるとの観測と、米財務長官ベッセント氏の発言を背景に市場の動きが強まった。
8日の東京外国為替市場で対ドル円相場は円高が進み、一時153円台前半をつけた。前年2月中旬以来の水準となり、ドルを売って円を買う動きが強まった。
背景には日銀の利上げペースが速まるとの観方が市場で広がっている。市場関係者は、金利が高くなりそうな円を優先的に買う流れが続くとみている。
要因の一つとして、ベッセント米財務長官が8月末に日銀の植田総裁と会い、強硬な円安是正措置を支持する考えを伝えたとされる。9月1日の記者会見でも日本についてリフレ政策を批判的に言及しており、早期利上げ期待が高まったと解釈された。