ロンドン時間の午前、市場は円買いとドル売りが優勢となり、ドル円は155円台後半まで下落。ユーロ・ポンド中心は小幅に動き、クロス円は円高方向へ傾斜している。
ロンドン午前の市場では円買いとドル売りが優勢となり、前日の米FOMCのタカ派的な観測を受けたドル買いに調整が入っている。原油相場が軟調なのも要因の一つと指摘され、ドルの動きには日銀会合前のポジション調整の影響もあるとされる。
ドル円は東京午前の安値を割り込み、ロンドン朝方に155.88をつけた後、155.53まで下落。反発して155.80台へ上昇したが、再び155.50台まで下げる展開となった。ユーロドルは東京昼に1.1456付近まで押し下げられたあと、ロンドン朝方に1.1484の高値をつけたが、1.1460台へ反落、最終的に1.1470台に落ち着いた。ポンドドルも同様の動きを示し、1.3369付近を安値に1.3402付近まで買われた後、1.3370台で落ち着いた。
円高方向への動きはドル円の下げ幅の大きさが背景にあり、日銀決定会合を控えて利上げ観測を意識したポジション調整の可能性も指摘された。クロス円ではユーロ円が179.23付近を高値に178.48付近へ下落、ポンド円は209.18付近を高値に208.24付近へ下落している。現在値としてはUSD/JPYが155.73、EUR/USDが1.1473、GBP/USDが1.3394、EUR/JPYが178.71、GBP/JPYが208.60で推移している。