AIブームを背景に、S&P500構成企業の今年の利益見通しが32%増と引き上がっている。決算発表で上振れが相次ぎ、AI関連銘柄の寄与が目立つ。
S&P500種株価指数の構成企業の通期利益予想が全体として上方に増加しており、BIのデータによると今年の利益は32%増が見込まれている。4-6月期の決算発表前の予想は24%増だったが、上方修正が進んだ。
この伸びを支える要因として、AI関連企業の業績寄与が大きく挙げられている。アマゾン・ドットコムやアルファベットといった銘柄が予想を上回り、AI投資の影響が利益を押し上げたとの見方が示された。
通信サービスは予想を大幅に引き上げられ、今年の利益は51%増と見込まれる見通し。第2四半期開始時点の想定は26%増だったため、相場関係者の注目度が高まっている。
エネルギー・金融セクターもそれぞれの見通しを引き上げており、エクソンモービルやシェブロンの業績予想は上方修正。金融は第2四半期決算後の上方修正が続く見込みで、全体の業績を支える構図が続くと見られている。