昼の株価指数先物市場は日経225先物の値動きが限られたレンジ内で推移。寄り付きと中盤の水準を経て、25日移動平均線を抜けた後も75日線のレンジ内で推移する形となった。
日経225先物は11時30分時点で前日比120円高の6万6610円前後と指標の動きが落ち着く中、寄り付きは6万5850円と始まり、ナイトセッションの終値を下回る展開だった。現物の寄り付き時の安値6万5740円をきっかけにロング勢が流れを取り戻し、中盤には6万6780円まで買われる場面が見られた。終盤は6万6400円~6万6600円の保ち合いが継続した。
7日の米国市場が休場だった影響で海外勢の動きは限定的とみられ、半導体・AI関連株の売り先行から先物市場は一時ショート優勢の展開だった。だがソフトバンクグループやキオクシア、アドバンテストなどが上昇に転じ、ロングの動きが強まり短期的なショートカバーを誘う形になった。日経225先物は25日移動平均線を突破した後、75日線のレンジ内で推移する局面となっている。
NT倍率は16.18倍に上昇(7日は16.09倍)し、25日線突破を試みる動きと併せ、NTロングによるスプレッド狙いの動きが強まっている。25日線突破を狙うロングは限られるとみられ、25日線固めを意識した押し目狙いのスタンスが目立つ。
総括として、現在の先物市場は短期的なレンジ内の動きと、主要移動平均線をめぐる押し目意識が混在しており、今後の動向は75日線と25日線の関係性や海外市場の動向次第で変動する可能性がある。