ニューヨーク市場の円相場が対ドルで一時160円20銭を付け、円安が進行。日米協調介入の効果は約4週間で陰りが出たとの見方が伝えられている。
ニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで値を下げ、一時1ドル=160円20銭を観測した。米国内の早期利上げ観測が強まる中、円安・ドル高圧力が高まっており、7月31日に実施された日米の協調介入以降の動きが注目された。
財務省が7月30日〜8月26日に実施した円買い・ドル売りの介入額は月次ベースで過去最大となる総額15兆3993億円だった。介入直前には対ドルで164円近くまで円安が進んでいたことも指摘された。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーレン・ウォーシュ議長が講演で米インフレの高止まりを懸念した発言を受け、長期金利が上昇。日米金利差が意識され、円を売ってドルを買う動きが目立つ場面があった。
日本政府・日銀は7月30日に為替介入を実施。翌31日に米当局が協調介入し、ユーロを売って円を買う形だった。介入直後には円は一時155円台前半まで急騰した。
この日の報道は、介入の影響が約4週間で陰りを見せ始めていると伝えている。