ゴールドマン・サックスの取締役会が、ジョン・ウォルドロンCEO昇格を2027年末にも実現する方向で協議していると報じられた。正式決定時期は未定で、留任条件を含む具体案の進捗が注目される。
ゴールドマン・サックス・グループの取締役会は、長年準備されてきた後継計画の最終段階として、ジョン・ウォルドロン社長兼COOを2027年末にもCEOに昇格させる案を中心に協議していると伝えられた。WSJは複数関係者の話としてその方向性を報じきれいな形で伝え、正式承認には取締役会の承認が必要とされている。時期は流動的で、今後数カ月内に手続きが進む可能性があるとされる。ニュースは火曜のプレマーケットで株価の小幅上昇を引き起こした。
ウォルドロン氏は57歳で、同社の長年の後継候補と見なされ、2018年以降は社長兼COOとして実務を推進してきた。2014年には投資銀行部門の昇進を重ね、2018年10月に社長兼COOに就任した。今回の後継計画には8,000万ドルの留任ボーナスを含む案が報じられ、同氏が同社の将来に向けた後継計画を維持する狙いが示された。
一方でソロモンCEOは退任時期について明言を避け、現状は退任を急がない姿勢を示している。株価はこの報道を受けて一時的に反応したが、総じて市場は留保的な見方を崩していない。決算は10月13日に発表予定で、決算発表を境に今後の動向が再評価される見通しである。