相場展望で米国株は米・イラン合意期待の高まりを背景に上昇基調だとしているが、8月3日〜5日の動きはハイテク株や半導体株の動向次第で振れ幅が大きく、最高値更新が見られる場面もある。
8月3日から5日にかけて、NYダウは最高値近辺を推移しつつ、トランプ大統領のイラン攻撃停止発言や中東情勢の不安後退が株価上昇を支えたとの報道がある。原油先物は下落傾向となり、投資家のリスク許容度が回復したとの見方が広がった。ハイテク株の上昇が市場の相場を牽引し、マイクロソフト、アルファベット、アマゾンなど大型株の動きが目立った。
8/4〜5日は好決算銘柄の上昇や半導体株の戻りが相場を押し上げ、SOX指数が高水準で終えた。一方でディフェンシブ銘柄や銀行セクターには材料視されにくい動きもみられ、原油の動向次第で株価の方向感が左右される局面が続いた。スペースXの株価動向やAMDをはじめとするAI関連銘柄の動きが注目され、雇用統計の発表や金利見通しなどマクロ材料も引き続き市場の焦点となっている。
7月末〜8月初の市場動向として、米国・イランの合意期待が高まる中でNYダウ・S&P500は最高値更新を示唆する局面が続く一方、半導体市場の過剰投資懸念やCXMTの動向には警戒が広がっている。日本市場にもAI・半導体関連株の動きが波及し、日経平均は8月5日に大幅高を記録したが、円相場の動向や協調介入の是非が短期の振れを生んでいる。