発表会の現地で確認できたApple Watch Series 12とUltra 4の新機能と留意点を、概要としてまとめる。高頻度の心拍・HRV測定や準備度など健康機能の拡張と、日本での利用時期に焦点を当てる。
AppleはWatch Series 12とUltra 4に、従来を踏襲しつつ健康機能の解像度を高めた設計を採用した。背面の花びら状電極を用いた新しい電極配置と、リング状に配置した光学式センサーにより心拍測定の安定性と精度を向上させている。これにより日常の健康状態をより細かく把握する狙いがある。
心拍計測は従来の5分間隔から5秒ごとへ、HRVの取得頻度は最大で24倍に増加。回復時HRVと全体的なHRVの二つの観点で、ストレスや回復状態を日常的に捉える機能として提示された。さらに新機能「準備度」では、最近のアクティビティや睡眠スコア、バイタルを分析してその日の活動可能性を0〜10のスコアと4段階で表示する。
バッテリーはSeries 12が通常使用で最大24時間、屋外ワークアウトで最大10時間、15分充電で通常使用時12時間を想定。Ultra 4は通常使用で最大50時間、低電力モードで最大84時間、長時間のワークアウトモードで最大45時間を記録できる。歩数計測の精度向上も併せて強調された。
日本での新機能の利用可能時期は、心拍・HRV測定や準備度、日中バイタル値といった核機能は発売日から使える見込み。一方、Siri AI関連の日本語対応は10月予定、Workout Buddyは英語・スペイン語のみ対応といった制約がある。音声系の新機能は現地説明とデモが未完了の項目もある。