日本システム技術(JAST)は2026年通期で売上高324億円の過去最高を更新した一方、2027年3月期第1四半期は移転費用と案件採算悪化で増収減益となり、通期予想は据え置いた。
2026年3月期の決算は売上高324億円(前年比+10.7%)となり、営業利益39億円(同+22.7%)で増益を確保した。ROEは16.6%、自己資本比率は66.2%、EPSは106円だった。
DX&SIが主力の売上構成は61%、教育が26%、医療ビッグデータが11%、金融が7%で、教育・医療領域の自社ブランド強化と顧客粘着性の高さを強調した。
2027年3月期第1四半期は、東京本社移転費用とDX&SI案件2件の採算悪化により増収減益となり、平林CEOは一時的要因と位置づけ通期予想は据え置いた。
中期経営計画は2029年3月期に売上高450億円、営業利益59億円、ROE20%以上、EPS165円を目標とし、教育・医療分野の強化とDX&SIの構造転換で成長を狙う。
長期ビジョンのJAST VISION 2035では売上1,000億円を目指し、グローバル事業の再構築とAI活用による付加価値向上を進める。