かんぽ生命保険の不適切契約を理由に懲戒解雇された元社員2人が、日本郵便に地位確認などを求める訴訟を福井地裁に提起。第1回口頭弁論で原告は契約時の意向確認不足を主張した。
訴状などによると、原告2人は県内の郵便局で保険営業に従事していた際、契約者の意向を十分に確認せず保険の解約と乗り換えをさせたとして、2020年に懲戒解雇された。
この日の口頭弁論では原告らが「会社のルールにのっとっていたのに手のひらを返された気持ちだ」と訴え、今後の地位確認や損害賠償を求める意向を示した。
日本郵便側は答弁書で「契約者に不利益になることが告知されていなかった」などと反論し、懲戒解雇の相当性を争う姿勢を示した。