日本製紙が保有するリンテック株約2000万株をすべて売却すると発表。27年3月期に特別利益を計上する見込みと伝えられている。
日本製紙は保有するリンテック株約2000万株を全て売却する方針を明らかにした。売却資金は1100億円規模になる見込みで、27年3月期の特別利益計上を想定しているという。
売却は売り出し形式で行われ、売却株数は一次的に1709万株、売却価格は9月1日から3日の終値を基準に決定される。需給動向に応じて追加売り出しとして上限256万株のオーバーアロットメントを取る。
主幹事証券はみずほ証券で、リンテックは日本製紙の持ち分法適用会社ではなくなる。売却後のリンテックの株式の支配関係が変化する。
日本製紙はリンテックの筆頭株主であり、株式保有比率は約3割。売却に伴いリンテックの発行済み株式総数や需給構造にも影響が及ぶ可能性がある。
一方、リンテックは自社株買い最大300億円を実施すると発表。取得期間は24日から26日、上限は発行済み株式総数の10.6%にあたる691万株。