前日の米株式市場が反落したことを受け、日経平均は前場で一度上昇した後にマイナス圏へ転じ、終値は66164.19円、出来高概算は9億7467万株だった。27日に日経平均は一時513.62円高で始まったが、買いは続かず戻り待ちの売りが優勢となった。
米国市場は前日に反落しており、ダウは下落、ナスダックも小幅安となった。米物価指標のPCEでインフレ懸念が根強く、金利高が警戒される展開だった。日経は前場寄り付き後に半導体関連の買いが先行したものの、上げ幅は縮小しマイナス圏へ転じた。
前場の終盤までには日経平均は前日終値近辺でもみ合いとなり、後場にかけては75日移動平均線が上値抵抗として意識される見方があった。米国のPCEの影響と金利高警戒は継続しており、28日のジャクソンホール会議を控え積極的な売買を控える動きも見られた。
個別では上昇銘柄にキオクシアHD、フジクラ、TDK、イビデン、東エレク、村田製、京セラ、ベイカレント、オリンパス、住友電、トレンド、ニトリHD、古河電、ファナックなどが挙げられ、一方でアドバンテ、ファーストリテ、ソフトバンクG、日産化、任天堂、塩野義などが下落。業種別では非鉄金属・鉱業・電気機器が上昇、海運業・その他製品・医薬品が下落した。