東証グロース市場の雰囲気は日経平均の上昇で改善する一方、出番が減るとの見方もある。新興市場全体は横ばいで、来月のIPO承認が増える見通しだ。
東証グロース市場は現在800ポイント前後でもみ合いを続けており、日経平均の上昇を受けて東証プライム市場の雰囲気は改善した。一方でグロース市場を中心とした資金の動きは縮小方向で、出番が減る可能性が意識されている。
新興市場全体は横ばいで停滞感が強まり、個別銘柄でも自動運転関連やコンサル株、直近IPO銘柄に資金が集まる場面はあったものの、9月中旬までと比べると勢いは弱まっている。指数寄与度の高い銘柄が弱含みで市場を引っ張る日もある。
直近IPO銘柄の動向として、レイヤードやakippaなどが人気となり、資金受け皿として活発な展開が続く。11月上場銘柄の承認が増加しており、市場の関心は高止まりしている。AIエージェントや生成AIプラットフォーム関連の銘柄にも注目が集まる。
今後のIPOスケジュールでは、11月の承認銘柄の増加とともに、中規模以上のグロース案件が増える見通し。アルゴリズム関連やDXプラットフォームを手掛ける銘柄が注目され、上場日程の動向が投資家の関心を引き続き集める見込み。