神奈川県は週10時間未満の障がい者雇用を促進する取り組み「かながわちょこっと雇用」を開始。ミライロIDを活用したプラットフォームを開設し、体験実習やアドバイザー派遣などを展開する。
神奈川県は、身体的・精神的理由で長時間の勤務が難しい人を対象に、週10時間未満の短時間雇用を新たな選択肢として推進する取り組みを位置づけた。障がい者の多様な働き方を後押しすることで、現行の雇用制度の枠組みの見直しを国へ提案する姿勢を示している。
県は株式会社ミライロと令和8年2月に障がい者雇用に関する連携協定を締結し、同社が運営するデジタル障がい者手帳「ミライロID」内に、短時間雇用を希望する障がい者と雇用したい企業をつなぐプラットフォームを開設した。
プラットフォームの特徴として、ミライロIDの利用者は60万人以上を見込み、ユニバーサルマナー検定を取得した企業の求人やインターンシップ情報が掲載される。体験実習に関する情報も提供される。
体験実習の募集内容では、次の企業の体験実習が終了しており、実習日時は令和8年10月23日または28日、会場は横浜市のゼンコー横浜支社で実施された。
アドバイザー派遣は、短時間雇用を促進する企業を対象に専門家を派遣し、コンサルティングや求人掲載支援を無料で提供する。
導入セミナーはオンラインで開催され、障がい者雇用のトレンドや短時間雇用の進め方、採用活動のポイントなどが案内された。