有澤建設は創業110周年を機に藤木将志氏を新社長に任命し、木下英資氏は会長へ就任。併せて財務部長を迎え、組織強化と次世代の経営体制づくりを進める。
有澤建設は創業110周年を迎えるのにあたり、代表取締役社長だった藤木将志氏が新社長に昇格し、同社代表取締役会長の木下英資氏が会長職に就任した。創業家以外からの社長就任は同社で初めてとなる。今後は社長を中心に、経営をチームで支える体制へ移行していく方針を示した。
藤木氏は2006年入社で、前職は地場のマンションデベロッパー。入社後は取締役、常務、専務を歴任し、創業100周年の年に取締役就任後、社長就任へ向けて準備を進めてきた。木下氏は藤木氏を社長に任せる判断を下し、次世代を託すに至った。
新体制では幹部やリーダーの育成を優先し、権限を委譲して若手に任せる組織づくりを目指す。経営実権の移管に伴い、稟議・決裁フローを見直すなど制度面の整備も進め、日常の決裁は新社長の判断で完結する体制を整える。
財務部長として財務を長年見てきた人材を迎えるなど組織強化を進め、グループ4社の連携強化や役割の明確化にも取り組む。110年の歴史を踏まえつつ、社員一人ひとりが生き生きと働ける環境を作り、次の世代へ知識と信頼のバトンをつなぐことを目指す。