野村證券は、金融機関向けポートフォリオ管理ツールi-Portの加入者向けメール配信を委託しているユミルリンクのシステムで不正アクセスがあり、顧客のメールアドレス等が外部へ漏えいした可能性があると公表した。なお漏えいの可能性がある情報には、i-Portに登録されたポートフォリオ情報や証券取引口座情報は含まれていないとしている。
野村證券は、同日付の発表で、金融機関等向けポートフォリオ管理ツールi-Portの加入者向けメール配信業務を委託しているユミルリンク株式会社からの報告を受け、委託先システムへの不正アクセスにより顧客のメールアドレス等が外部に漏えいした可能性があるとして公表した。
委託先によると、10月16日に委託先が運用するメール配信サービスの一部システムへの不正アクセスが確認され、その後の調査で10月22日にデータベースから情報が外部へ持ち出されたことが確認された。漏えいの可能性があるのはメール配信に関連して保存されていた顧客情報であると報告されている。
今回の漏えいの可能性がある情報にはi-Portに登録されたポートフォリオ情報や顧客の証券取引口座情報は含まれていないとされ、現時点で本件に起因する不正利用や委託先システムへの不正アクセスの確認は取れていないとしている。顧客や関係者には不審な連絡に注意するよう案内が出されている。
野村證券は今後も委託先に事実関係の確認と原因および影響範囲の把握を進め、必要な対応を進めるとしており、新たな事実が判明した場合には公式サイト等を通じて速やかに公表する方針を示している。