小林製薬が株式の非上場化を検討していると報じられ、日英ファンド連合が買収提案を打診したとされる。上場維持と非上場化の選択肢を巡る協議が今後どう展開するかに注目が集まっている。
小林製薬について、日系投資ファンドの日本産業推進機構(NSSK)と英系ファンドのCV Cキャピタルパートナーズの連合が、買収を通じて非上場化を進める案を打診したとみられている。
同日、小林製薬は「企業価値向上のための選択肢として非公開化に係る法的拘束力のない初期的な共同提案を受領していることは事実」とのコメントを公表し、今後提案の検討を進める方針を示した。
関係者によると連合は大株主の創業家と組み、TOBを通じて同社を買収し非上場化を実現する案を提示している可能性があり、買収総額は5000億円規模になる可能性があるとみられる。現状は検討段階で、正式な提案内容や条件は開示されていない。