トランプ大統領がオハイオ州での集会で、外資系企業が米国へ1年半以内に工場を建設しなければ最大300%の関税を課すと明言した。具体的な産業名は挙げず、国内回帰を促す姿勢を示している。
米国大統領選挙の前哨戦となる場で、トランプ大統領は外国企業が米国内に投資・工場建設を1年半以内に実施する場合に限り、最大で300%の関税を適用すると述べた。対象期間の猶予を約1年半と表現し、遵守を促す形で関税を武器に圧力をかける姿勢を示している。
発言は特定の産業を名指ししていないものの、製造業の国内回帰を推進する方針の一環と受け止められており、同盟国や投資先との関係にも影響を及ぼす可能性が指摘されている。さらに、関税を通じて外国企業の投資を呼び込むとの観点を強調した。
報道は韓国への圧力強化にも触れており、アルaska LNG開発案件をめぐる負担を韓国に対して“2倍”と示唆する発言が伝えられている。韓国側は関連事案を注視しつつ、投資覚書の署名状況などを含めた交渉動向に注意を払っている。
日本・韓国・台湾などの関係国別の投資計画と交渉の現状も整理された。日本は約5500億ドル規模の投資を約束し、韓国は約3500億ドル、台湾はTSMCのアリゾナ計画を含む投資が進む見通しとされている。