日経平均は7万円の大台をわずかに上回る水準で始まったが、その後は下げ幅を拡大。米株は主要3指数がそろって下落し、米長期金利の高止まりが投資心理の重荷となっている。
8日の東京株式市場で日経平均株価は心理的節目の7万円をわずかに上回る水準から寄り付いた。その後、前日終値は648円27銭安の7万0035円71銭となり、節目までおよそ35円余りに迫る展開だった。
米国市場ではダウ工業株30種平均が341.41ドル安、ナスダック総合が61.20ポイント安、S&P500が17.16ポイント安と主要3指数がそろって下落。米長期金利の高止まりが投資心理の重荷となったとの見方が広がった。
為替市場では1ドル=158円07銭前後で推移し、輸出関連企業の業績期待と内需企業へのコスト上昇の影響が意識された。一方、日本側の注目点は日経平均が7万円の大台を維持できるかどうかだった。
前日の取引で日経平均は大台を回復したが、利益確定売りが優勢となり8日も大台付近を維持できるかが焦点となっている。米金利動向と日銀の金融政策スタンス次第で、寄り付きからの動きが再び激しくなる可能性がある。