ヤマハ発動機が2026年8月期の決算で過去最高益を記録し、株価は上場来高値を更新。配当金50円の維持方針も伝えられ、投資家の注目が集まっている。
ヤマハ発動機は2026年8月に公表した中間決算と通期見通しで、今期の二輪事業を中心に売上高と利益が大幅に伸びる見通しを示した。株価はこれまでの上場来高値を大幅に超え、2026年8月25日終値で1963円まで上昇した。なお、直近の高値は2024年7月の1617.5円だった。
2026年上期の実績は売上高が1兆4980億円(前年同期比+17.2%)、営業利益が1575億円(同+88.6%)、純利益が1139億円(同+114.7%)と、過去最高水準を更新した。二輪事業の伸びが全体をけん引し、ベトナムでの出荷倍率の改善やインド市場の拡大が寄与した。
第2四半期の決算発表では、通期予想を上方修正し、売上高は2兆9000億円、営業利益は2600億円、純利益は1700億円を見込むとした。オフロード四輪事業の一部撤退やROVの製造形態の見直しが進む一方、全体の業績は堅調な伸びが見込まれている。
今期の配当は50円を維持する方針とされ、投資家の株主還元への注目も高まっている。