NY市場では明日発表の米9月CPIを前に円相場はもみ合いとなる見通し。ドル円は欧州情勢や中東情勢、原油動向などの材料に左右されつつ、レンジ取引を継続する可能性がある。
本日のNY為替市場は、明日発表の9月米消費者物価指数(CPI)を控え、ドル円の大きなトレンド形成にはつながりにくいと見られている。市場関係者はレンジ取引が中心になるとの見方を示している。
ドル円は一時的に158.37円まで上昇した後、再び158円を割り込む場面もあり、上値の重さが意識された。短期筋の一時的な買いが入っても長期のトレンド形成には至らないとの見方が広がっている。
ユーロ/ドルは下げ基調が続くものの、財政不安や欧州政治の不透明感が重しとなり、ユーロ買い材料は乏しいとの見方が多い。原油価格の動向や中東情勢の不透明感もドルの相対的な強さに影響している。
米金利見通しを巡る材料としては、明日のCPIが重要な判断材料となる。12月の利上げ可能性が意識される一方、インフレ鈍化が確認されればドル売りが進む可能性もある。フランス財政問題や英国の政策動向、中東情勢の展開も相場の焦点となる。
・想定レンジ上限 ドル円の上値めどは、12日高値158.75円。・想定レンジ下限 ドル円の下値めどは、8日安値157.52円。その下は日足一目均衡表・雲下限156.64円。