7月の企業物価指数は前年同月比7.2%の高水準。円安で輸入物価が上昇し日銀の追加利上げ観測が高まる中、ドル円は160円に近づく展開となっている。
7月の国内企業物価指数は前月比0.1%増、前年同月比で7.2%の上昇となった。企業間取引での物価上昇圧力は依然として高水準で、輸入コストの影響にも留意すべきだ。
輸入物価は円ベースで前月比1.3%、前年同月比29.1%と大幅上昇。契約通貨ベースでは前月比0.3%、前年比17.7%となり、円安が円換算の輸入価格を押し上げている。
日銀は輸入物価上昇が国内物価へ波及するリスクを警戒しており、円安要因と物価動向を踏まえた利上げ観測の高まりが市場で意識されている。利上げペースには依然不確実性が残る。
ドル円は7月の高値163円台後半から一時155円台へ急落した後、再び159円台まで戻り、160円が再度意識される展開。実質金利の低さも円相場の動向に影響を与えている。