中部鋼鈑は今期の業績予想を下方修正し、通期の営業利益が減益へ転じる見通しとなった。上期の売上高は295億円、営業損失は8億円と見込まれる。
厚板専業の中部鋼鈑は9月17日、今2027年3月期の上期および通期の業績予想を下方修正し、通期の営業増益計画が減益へと転じる見通しを発表した。地盤は中京圏である。
上期の売上高は295億円(当初計画304億円)、営業損失は8億円(同1億円)で、経常損失は7億円(同2億円)、純損失は5億円(同1億円)となる見込み。新電気炉事故でシェアを回復した厚板は好調だが、出荷は操業の遅れで伸び悩む。
営業益は原材料在庫コストの上昇と資材高が重しとなり、製品値上げの遅れも響いて利幅が悪化したと説明。第1四半期に続き第2四半期も営業赤字となる見込みで、前期比での黒字転換は見込めない。
なお、前期の営業利益は5.6億円だったが、今期は通期ベースでの黒字見通しが崩れ、減益に下方修正された。今後の四半期別動向や回復要因の動きに注目が集まる。