今週の米国市場は原油高や長期金利の上昇を背景にAI・半導体株の上値を抑える展開が見られ、日経平均には資源株や高配当株への関心が高まるとの指摘が伝えられています。
今週の米国市場ではNYダウが終値5万3417.16ドルと前週末比+140.15ドルで続伸した一方、ナスダック総合株価指数は終値2万5980.19ポイントで前週末比-200.26ポイントとなり、SOX指数は前日比317.20ポイント安の1万1423.17ポイントとなりました。
米中東情勢の緊張と原油価格の高止まりが米長期金利の上昇を促し、財務省の買い戻しオペ拡大発表後も長期金利の低下分は戻る動きがみられたと報じられています。これにより米国のAI・半導体関連株には上値圧力がかかるとされています。
エヌビディアの決算関連では、2027年会計年度第2四半期の売上高見通しが910億ドル(±2%)で、市場コンセンサスの919〜920億ドルをやや下回る見込みであることが伝えられています。第3四半期以降のガイダンスは売上高見通しの注目点となり、決算発表後のカンファレンスコールでの経営陣コメントが今後の材料になるとされます。
ジャクソンホール会議では、ウォーシュFRB議長の初基調講演(8月28日午前10時頃)に市場の関心が集まり、事実ベースで柔軟性を重視するスタイルを貫くかが焦点となると伝えられています。講演は中立・哲学的な内容に留まる可能性が高いとされます。
日経平均はボリンジャーバンドの−1σ~+1σの範囲で推移すると見られ、RSIが下向きであることから短期的な調整は続くとの見方が示されています。日中の動向としては、AI・半導体関連株の難しさが指摘され、材料性・テーマ性のある中小型株の物色が想定されています。