富山県と関西電力が包括連携協定を結び、黒部川第四発電所の水力を県内へ供給する体制づくりを進める。再生可能エネルギーの安定供給を通じデータセンター誘致を後押しする狙いで、南砺市など県内の連携拡大にも期待が寄せられている。
富山県と関西電力は包括連携協定を5月に結んだ。協定の目的は再エネの安定供給を確保し、県内への黒部川第四発電所の水力電力の供給体制を整えることにある。これにより、データセンター誘致の促進と県の地方分散が狙いとされている。
新田八朗知事は、再エネを安定供給できることが企業誘致のポイントになるとの認識を示し、協定の実効性を強調した。南砺市も先行する取り組みとして、豊かな水資源の活用を連携の柱として期待を寄せている。
データセンターの誘致を通じた地域活性化と省エネルギーの両立を目指す方針が示され、富山県と関西電力の協力関係は、県内の水力資源を活用した再エネ供給体制の強化を目指す。今後の具体的な連携内容や進展が注目される。