Sony Groupが2027年CESの出展を正式に見送り、60年ぶりの不参加となる。背景にはエンタメとIPを柱とした事業構造の再編と、HondaとのAFEELA計画の頓挫がある。
Sony Groupは2027年CESへの出展を行わないと正式に表明した。これにより1967年の第1回以来の長きにわたり続いた出展が途切れることとなる。
Sonyは声明でエンターテインメントと知的財産権を中核とする事業構造の再編を進めており、ハードウェアの新製品や新技術の公開機会がCESの戦略的重要性を相対的に低下させたと分析している。
モビリティ分野ではHondaとの合弁で開発を進めていた電気自動車「AFEELA」の計画を全面中止し、CESでのモビリティ展示の推進力が弱まった。Hondaは2025年度の大幅な純損失を見込み、北米生産車の開発計画を中止したことが影響している。
ただしSonyは車載用イメージセンサーの中核サプライヤーとしての地位を維持し、将来的には車内エンターテインメントのプラットフォーム創出を視野に入れている。 CES自体のアイデンティティ変化も同時期に指摘されており、来年のイベントでの展開が注目される。