NY市場で円が一時156円台後半へ反発する局面があり、日銀のレートチェック観測との声が浮上。介入警戒が高まる中、後場以降もドル円は乱高下を続けた。
18日の日中、円は一時156円台後半へと買い戻され、欧州時間には158円台を近づけた。政府・日銀への介入警戒が高まる中、レートチェック実施との見方も市場で流れた。午後の東京市場では会見の発言により一時円高が進んだが、その後再び円安方向へ振れる場面があり、終盤にかけて再び円高・円安の動きが交錯した。
日銀は政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げ、1995年以来の高水準となることを決定。会見での発言を巡り市場の反応は分かれ、追加利上げの観測は後退する場面もあったが、円には基本的な下支えと上値の重さが併存した。
ニューヨーク市場へ移ると、ドル円は158円近辺まで上昇したものの、日銀の介入警戒感から再び円買い・ドル売りへ振れる場面があった。日銀がレートチェックを行ったとの観測が広がり、24時前には156円99銭付近まで下押しする場面も見られた。
市場全体では大規模な円買い介入の背景が強く、財務省の介入実績は過去最大の約11兆7000億円と公表された。今後の介入スタンスや次回日銀会合、米国の金融動向が引き続き焦点となる見通し。