島根銀行は2027年3月期の通期連結業績予想を下方修正し、約600億円の有価証券の評価損を背景に最終赤字は59億8000万円となる見通しを公表した。
島根銀行は2027年3月期の通期連結業績予想を修正し、経常損益と純損益のいずれも黒字予想を取り消して赤字見通しに転じた。前回予想に対し経常収益は増額となったものの、有価証券売却損約65億円を計上する見込みで、最終的な純損益は約59億8000万円の赤字となる見通しとしている。
赤字転落の主因は、約600億円の評価損を抱える有価証券を売却することに伴う売却損であると説明されている。これにより、経常搲益および純損益は従来の黒字予想から赤字へと反転した。
島根銀行は同日、業績予想の修正に関するお知らせを公表しており、今後の決算発表での追加情報が注目される見通しだ。今回の修正内容は、金融商品の評価損と売却損の発生を前提にしている。
市場関係者は、今回の赤字見通しが同社の財務構造や資産の組み換えの影響を受けた可能性を指摘する向きもあるが、正式な今後の開示待ちとなっている。