日銀の植田総裁は9月の金融政策決定会合で追加の利上げを検討すると表明した。物価の上振れリスクを考慮しつつ、米財務長官との会談を踏まえた議論を次回会合を含めて継続する方針を示した。
日銀の植田和男総裁は1日、9月の金融政策決定会合で追加の利上げを検討する意向を表明した。次回の会合を含め、毎回の会合で議論を進めたいとの考えを示し、これまでの利上げの影響を注視しつつ物価の上振れリスクも考慮して政策運営を行うとしている。
同日、植田総裁は8月30日にベセント米財務長官と会談したことを明らかにし、さまざまなテーマで有益な議論ができたと語った。
長期金利の指標である新発10年債の利回りは1日に一時3%台を付け、約30年ぶりの高水準となった。これについて植田総裁は「さまざまな要因で動いている。しっかり見ていきたい」と述べた。
日銀は6月に政策金利を1.0%程度へ引き上げると決定し、7月会合では据え置きを選択している。