テレダインの2026年第3四半期決算説明会で、デジタルイメージング部門の好調を背景に通期見通しを上方修正。受注残高は53億ドルに達し、四半期ベースの売上高・利益は過去最高を更新した。
テレダインは2026年第3四半期の決算説明会で、四半期売上高・営業利益がどちらも過去最高となり、受注実績は12四半期連続で売上高を上回ったと説明した。デジタルイメージング部門の成長が全社の成績を牽引し、通期の売上高見通しとNon-GAAP EPS予想を引き上げたことが強調された。確保済み受注残高は約53億ドルに達している。加えて、同部門のNon-GAAP営業利益率は25.4%へ拡大した。これにより、通期の売上高は66億2500万ドル、Non-GAAP EPS予想は25.40ドル〜25.50ドルへ修正された。なお、政府予算の不透明感や原材料コスト上昇などがリスク要因として挙げられた。
事業別の動向としては、デジタルイメージングが最大の成長ドライバーとなり、宇宙観測画像用の赤外線検出器や無人システム関連の売上が大きく伸びた。防衛・民需双方での需要拡大が寄与し、同セグメントの売上は15%増、オーガニック成長は14.3%となった。その他の部門でもフリーキャッシュフローが過去最高を記録し、自社株買いも実施されている。
財務データとしては、 第3四半期のフリーキャッシュフローは3億1950万ドルで過去最高となり、運用キャッシュフローは3億5250万ドルだった。通期のGAAP EPSは21.71ドル〜21.87ドル、Non-GAAP EPSは25.40ドル〜25.50ドルと予想された。第4四半期のGAAP EPS予想は5.68ドル〜5.83ドル、Non-GAAP EPS予想は6.60ドル〜6.70ドルと公表された。確保済み受注残高のうち約72%が今後12か月で売上高へ転換する見込みとしている。
リスク要因としては、政府予算の不透明感、電子部品・プリント基板のコスト上昇、在庫増加によるキャッシュフローの抑制などが挙げられた。また、ヴァレックス買収の規制手続きが進行中で、2027年初頭の完了を見込んでいるとの見方も示された。