退職を原因とする倒産が5年連続で増加している。2026年1月から7月の統計で、従業員退職を原因とする倒産は83件、前年同期比12.2%増と報じられている。
退職を原因とする倒産が5年連続で増加しているとの統計が伝えられ、2026年1月から7月の期間で従業員退職を原因とする倒産は83件となり、前年同期比で12.2%の増加となった。
業種別の内訳はサービス業22件、製造業20件、卸売業12件であり、特定の業種に限らず人の流出が事業運営に影響を及ぼしていると指摘されている。
原因の構造として、受注競争の激化とコスト上昇にもかかわらず価格転嫁が進まず利益が出ない状態が続き、賃上げ資源の確保が難しく人材流出につながっているとの見方が示されている。賃上げに至る前に段取りの改善や生産性向上、体力ある経営体への集約を検討するべきだという指摘もある。