アクセルスペースホールディングスは2027年5月期の連結最終損益を36億円の赤字と見込み、衛星不具合で特別損失を計上する。地球観測データ提供の小型衛星7基のうち4基で通信系統に不具合が発生している。
アクセルスペースホールディングスは2027年5月期の連結最終損益が赤字36億円の見通しで、前期の赤字40億円から改善見込みである一方、従来予想は赤字2億4000万円だったことを公表した。売上高は67億円、営業損益は赤字23億円と見込んでおり、それぞれ前期比で23億円と15億円下方修正した。
7月に打ち上げた地球観測データ提供事業用の小型衛星7基のうち4基で通信系統に不具合が発生した。衛星は資産計上されており、4基分の減損を特別損失に計上する方針である。
4基の不具合を受け、衛星関連の契約にも影響が及んでおり、エンジン開発を手掛けるPale Blueからサービス提供契約の解除に関する書面を受領している。今回の業績予想には、衛星の不具合と契約協議の双方の影響を織り込んだ。
同社は衛星不具合と関連契約の動向を踏まえ、2027年5月期の業績見通しを公表している。今後の続報で追加の影響が開示される可能性がある。