りそなホールディングスがCO2排出量を可視化するデビットカード連携サービスを通じ、若年層の顧客獲得と社員へのESG浸透を同時に進める方針を示した。
りそなホールディングスは、サステナビリティを事業戦略と一体化する中期経営計画を2026年3月に改定した。マテリアリティを再整理し、企業価値向上と成長の両立を図る考えを示している。
同社は顧客接点を活かす施策として、窓口や営業現場など日常的な接点を通じて自社のESG活動を説明し、社員の理解促進につなげる方針だ。デビットカードの利用データをCO2排出量へ結び付ける可視化サービスを開始し、利用金額と業種別コードで推計する仕組みを提供する。
2026年8月には銀行傘下でデビットカードの利用データを基にしたCO2排出量可視化が開始された。将来的には利用先のカテゴリーごとに設定されたカーボンレートと金額を用いて排出量を算出し、環境保全活動への寄付も導入予定だ。
顧客接点の活用を通じた事業成長とESG内部浸透の両立を目指す同社は、340万超の顧客接点を活用した全社的な取り組みを推進する。