SansanはSB C&Sと経理AXサービス「Bill One」の販売代理契約を締結し、 SB C&Sの全国1万5000社のパートナーネットワークを活用して地方企業を含む全国展開を加速させる。契約は2026年9月9日付。
日本企業は2025年の崖を乗り越え、AIを活用した経理AXへの移行期に入っている。請求書の電子化は一定の成果を上げたが、物価高と人手不足が課題で、経理業務の効率化にはAIによる業務そのものの削減が求められている。
SansanとSB C&Sの販売代理契約により、Bill Oneの普及を全国規模で強化する。SB C&Sは国内最大級のディストリビューターで、売上高は1兆円を超え、約1万5000社のパートナー網を保有している。700ブランド以上のSaaSを取り扱う専門チーム「Cloud Service Concierge」が、提案時にノウハウを提供する。
今回の取り組みの核となるのが、2025年12月に提供を開始した「Bill One for Small Business」であり、中小企業向けの機能と価格体系を両立したパートナー専売プランである。これを全国の小規模事業所へ浸透させ、請求書処理の効率化を推進する。SansanのAI-OCRと高いデータ化精度を活かし、請求書業務の圧倒的な効率化を狙う。
今後は請求書の受領・データ化・経費精算・債権管理までをAIが統合的に処理する経理AXの普及が日本企業の生産性向上の鍵となる。地方企業への浸透を通じてバックオフィス部門の戦略的役割促進を目指す。