SansanとJCBが全国加盟店網を活用した営業支援の提供を加速するパートナー契約を締結。JCBの決済網とSansanのデータ活用で中小企業の営業を効率化する方向性が示された。
今回のパートナー契約により、JCBの営業担当者は顧客企業に対してSansanの導入提案を行えるようになる。JCBはPlan 2028の中期経営計画で決済周辺の収益確保を重点戦略とし、加盟店数は2026年3月末時点で約7200万店とされる。
特筆点として、JCB自身がSansanのヘビーユーザーであり全社員が同アカウントを保有している。導入企業への運用定着を見据えた実体験ベースの活用ノウハウを共有できることが、提案力の向上につながるとされる。
Sansanの機能は名刺デジタル化だけでなく、企業情報が330万件以上に拡充され、小規模法人や自治体データまで網羅。CRM連携により過去の商談履歴を踏まえた最適提案時期をAIが示唆するなど、営業活動の高度化を実現している。
両社の協業は、営業リソース不足という社会課題への解決策として位置づけられる。全国ネットワークを活用することで地方企業や中小規模の加盟店へもアプローチを広げ、デジタルトランスフォーメーションの推進を支える可能性がある。