トルコ中央銀行が22日に政策金利を37.00%から36.00%へ引き下げた。6会合ぶりの利下げを受け、リラは円高の流れに押され対円で史上最安値を更新した。
中銀は22日、政策金利を37.00%から36.00%へ引き下げた。今回の利下げは9月 CPI の伸びが5年ぶりに30%を下回ったことなどから、1月以来6会合ぶりの措置となる。声明ではインフレ見通しの下振れリスクを指摘しつつ、今後は会合ごとに慎重に判断する姿勢を示した。市場の反応は限定的だったとされ、来年2027年にかけて緩やかなペースでの利下げが見込まれるとの見方が広がった。
一方、リラは対円で下落。世界的な株安と長期金利の低下を背景とする円買いの進行に乗じ、23日早朝にはリラ/円が約3.12~3.13円水準へと落ち、史上最安値を更新する場面があった。
政策金利の低下ペースは今後も1会合につき1.00%程度と見込まれており、2027年以降も低下の軌道が中心的な予想として提示された。リラ相場への直接的な影響は今回の利下げで大きく動かなかったとの指摘もある。