四国電力は2026年度通期の連結業績予想を上方修正し、最終的な純利益を375億円の黒字と見込む。要因は送配電網の利用料見直しによる収支改善が挙げられる。
四国電力は10月30日に2026年度の通期連結業績予想を上方修正し、従来予想より75億円増の黒字見通しを示した。これにより最終利益は375億円になる見込みだという。
同日発表の26年4月〜9月期第2四半期連結決算では、売上高が前年同期比8.9%増の4191億円、純利益は18.1%減の406億円だった。卸販売電力量の増加と販売単価の上昇で販売収入は伸びた一方、燃料費・外部からの電力購入費の増加と火力発電費の上昇が利益を押し下げた。
宮本喜弘社長は国際情勢や為替動向に伴う燃料価格の変動をリスクに挙げ、事業環境は依然として厳しいとして「通期の業績目標を着実に達成できるようにしたい」と話した。今後も収支改善を図る方針が示された。