アイシンはEdgeTech+ 2026内の専門イベントで、SDV時代の車載E/E構造の多様性に対応するソフトウェア戦略を解説する。講演では共通化の基盤技術やソフト更新・セキュリティの課題にも触れる。
アイシンはEdgeTech+ 2026内のオートモーティブソフトウェアエキスポで基調講演を行い、SDV時代の車載ソフトウェア開発の対応と課題を説明する。講演は11月19日に実施され、テーマはE/Eアーキテクチャの進化に対するアイシンの対応とソフトウェア開発の次なる課題で、登壇者は中根光徳氏、時間は16時05分から16時50分までだ。
SDVの普及に伴い、車載E/Eアーキテクチャは従来のECU構成から統合ECUや中央コンピューターによる制御へ移行する可能性がある。一方で移行時期や採用構造はメーカーや車格、地域によって異なり、複数のアーキテクチャが長期併存する見通し。
アイシングループは異なるハードウェアや通信環境に対応しつつソフトウェアの共通化・再利用を進める車載プラットフォーム技術に取り組む。CAN、Ethernet、LINなどの車載ネットワークやOS・ミドルウェア対応、OTAやセキュリティ技術の開発を通じて、構成変更時にも品質を確保できる基盤を整える。
講演ではSDVの価値創出サイクルを実際に回す開発体制も取り上げ、販売後のソフト更新を前提に検証・実装・更新を繰り返す仕組みの重要性が指摘される。中根氏は長年トランスミッション制御ECUを中心に車載組込みソフトウェア開発に携わり、現在は複数領域のソフトウェアプラットフォーム開発を推進している。
EdgeTech+ 2026は11月18日〜20日、パシフィコ横浜で開催。展示は300社以上を予定し、オンライン事前登録で入場無料となる。