高千穂交易は2026年10月23日、米XBOW社とリセラー契約を結び国内でAI自律型侵入テストプラットフォームXBOWの販売を開始した。NTICの警告や継続的検証の必要性が背景にあり、今後の導入拡大を狙う。
高千穂交易は米XBOW社とリセラー契約を締結し、AIを活用した自律型ペネトレーションテストの国内販売を開始した。XBOWはURLや仕様書を読み込みエンドポイントを自動でマッピング、複数のAIエージェントが同時に攻撃経路を検証することで、従来数週間かかっていたテストを1〜2日程度に短縮する。SOC 2やISO27001の監査ログも自動取得可能で、開発サイクルに合わせたオンデマンド検証を可能にする。高千穂交易はアプリやSaaSの開発・運用企業を中心に提供を拡大する方針だ。
市場背景として、攻撃者が生成AIを用いる事例が増加し、スマートフォンアプリの解析を狙うA2B攻撃が国内で主要な情報漏えいの要因の一つとされている。日本国内ではCTEMへの移行が進み、継続的な脅威検証の需要が高まっている。海外企業としてPenteraやHorizon3.aiが自動化検証ツールを牽引する中、XBOWの国内普及は高千穂交易の長年の技術商社としての強みを活かす機会となる。2030年度までに国内100社への導入を目標に掲げ、既存製品と組み合わせた運用支援を行う方針だ。