日経平均は続落し、原油高と米株安の波及で市場に売り圧力が広がった。株式分割を発表したキオクシアの商いは低調にとどまっている。
日経平均株価は連日のように下落を続け、原油価格の上昇と米国株の安定感の欠如が投資家心理を冷やした。その影響で市場全体に売り優勢の雰囲気が見られ、短期的な調整局面が意識された。原油の上昇要因として供給逼迫感や需給の緩みが指摘され、エネルギー関連株を含む相場全体の重荷となった。
一方、キオクシアは株式分割を発表したが、分割発表を受けた商いは低調に推移した。分割そのものの発表が投資家行動に直結しない場面では、取引量の落ち込みが顕著となる局面がみられた。
今後の市場では原油動向と米市場の動向が依然として鍵となりそうで、分割銘柄を含む銘柄群の動向にも注意が必要とみられる。市場関係者は下値の水準や戻り待ちの局面を見極める姿勢を崩さず、追加の政策・企業ニュースの出方を注視している。